ポートランド市のCOVID-19における対策について

ポートランド市ではオレゴン州の再開計画に基づいて、6月5日にポートランド市を含むマルトノマ郡は再開のための枠組みを州に提出し、多くの社会生活と企業が再開をはじめました。また、ケイト・ブラウン知事は、6月19 日にモルトノマ郡の段階1に入るための申請を承認し、レストランでの飲食など一部の業種での営業が再開しはじめました。6月24日からは、食料品店やその他の企業などの屋内・公共スペースでのマスクの着用が義務付けられています。プロスパー・ポートランドでは、第一フェーズ再開に向けて、スモールビジネスが利用できるマーケティング資料を作成し、SNSおよびWebサイト用のデジタル素材と掲示用ポスターを作成、公開しています。

また、安全な再開ができるよう、様々なツールやリソースを提供し、オンラインでのリスニングセッションも開始しました。また、プロスパー・ポートランドでは、昨今の抗議活動に伴う店舗等の破損に対して、小規模店舗やNPO団体をサポートするためにLocal Small Business Repair & Reopening Grantsという助成金プログラムも始まりました。

第一フェーズからの注目の取り組みとしては、ポートランド市交通局（PBOT)が窓口となって始まった”Safe Streets Initiative”があります。簡易な申請を行えば道路に面したレストランなどの飲食店が、店内での密を避けるために、歩道や道路などの公共スペースの一部を客席として活用できるようになりました。この夏、ポートランドでは多くの飲食店がパブリックスペースを活用した客席設置をはじめています。

具体的な内容については、ポートランドのランドスケープデザイン事務所PLACEの幸本温子氏による〈寄稿〉車道がストリートプラザに、公道占有使用プログラム始まるをご覧ください。

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Kevin Johnson ケビン・ジョンソン
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