SEMICON Japan 2022参加とパートナー訪問

昨年の12月14日（水）〜16日（金）に開催されたSEMICON Japan 2022に参加するため、ポートランド市周辺（ポートランド都市圏）およびワシントン州南部も含む、の各行政や企業が出資する経済開発組織である、グレーターポートランド・インクの事業開発マネージャーのニック・トリスカ氏とともに日本を訪問しました。

SEMICON JAPANの初日１４日には、岸田内閣総理大臣が登壇され、
「半導体産業が直面するサプライチェーンの課題は、一国で解決できるものではない」と強調されていました。今後より一層国を超えたパートナーシップがとても重要な時代になってくると強く感じます。

プロスパー・ポートランドおよびグレーターポートランド、どちらの組織にとっても、同地域の経済の発展および周辺住民の繁栄が共通の目的で、日本企業を含む海外企業の私たちのエリアへの進出はとても重要なミッションです。

東京滞在中には、日本企業で北米進出を検討されている方や戦略的パートナーシップをお探しの企業に対して、同地域の産業やエリアの紹介、プロスパーおよびGPIが提供できる公的なサポートや、過去の事例紹介などを過去のB2Bイベントにご参加いただいた企業を中心に訪問してきました。

また、大切なパートナーのひとつである世田谷区を訪問し、いつもB2Bイベントでお世話になっている世田谷区の皆さん、そして、世田谷ポートランド都市文化交流協会の事務局の井上さんとお会いすることが出来ました。

SEMICON Japanの後には、１１月にMOU再締結のために訪問された神戸市を訪問。国際課の皆さんとの再会に加え、ポートアイランドにある日本最大のバイオメディカルクラスターの視察、港湾の再開発エリアの訪問、産業振興財団とのミーティング、新産業課やUNOPS訪問など盛りだくさんの内容となりました。

また、前回の日本訪問およびB2Bネットワーキングイベントでお世話になった大阪商工会議所にもご挨拶に伺うことができ、ようやく対面での再会を果たすことができたとても有意義な訪問となりました。

今後このコロナ禍でも構築できた各パートナーの皆さんとの関係をより強化し、相互にとって有意義な経済交流や進出のサポートが推進できたらと思います。

特に２０２３年末のホリデーシーズンに向けて、JAPAN Hub Project（仮称）を検討しています。これは、ポートランドの実際の店舗でブースを持ち、製品のフィードバックやサンプリングを通してテストマーケティングを行うことで、進出のきっかけにしてもらおうという計画です。

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Kevin Johnson ケビン・ジョンソン
プロスパー・ポートランド（ポートランド市振興局）
ジャパンイニシアチブ担当